物価高騰をはじめ、昨今の経済環境は大きな変動が生じるなど不安定なっています。そんな中投資家の気になるポイントとして金利の上昇が挙げられますが、ここでは中でもマンション投資に及ぼすリスクなどについて紹介・解説します。
金利上昇リスクとは、金利が上昇することにより金利に連動したローンや債券などの価値が変動したり返済額が増加するようなリスクのことをいいます。マンション投資にはこの金利上昇リスクのほか、さまざまなリスクがあることを知っておきましょう。
借入金の返済には元金と利息の金額が常に同じになる「元利均等」と常に同額の元金に利息を付して返済する「元金均等」という2つの方法があります。「元利均等」の場合には月々の返済額が変動することはありませんが、金利が上昇すると全体的な返済金額が増加しますし、「元金均等」の場合には支払利息の金額が増加するため月々の返済金額もそれに応じて増えることとなります。
金利は世の中のさまざまなものに影響を与えます。投資案件においても金利の影響を加味して評価を行うことが多々ありますので、金利の上昇が評価額そのものに影響を与えることも少なくありません。そのため、投資家の方たちは金利の上下に関しても常に最新の情報を確認・把握しています。
一般的には金利が上昇すると不動産価格が下落するといわれています。これは金利が上がることによって資金調達に関するコストが上昇し、返済負担が増えて不動産の購入に関する需要が減少するという流れが起こるためです。モノの価格は需要と供給のバランスで決まりますので、需要の減少が価格の下落に繋がるというわけです。一方で金利の引き下げは投資の促進に繋がりますので、需要過多により価格が上昇します。この仕組みを活かし、経済状況のコントロールが行われています。
住宅ローンには「固定金利」と「変動金利」があります。「固定金利」は契約時点で利率を定め、完済までその利率が適用され続けますが、「変動金利」は定期的に利率の見直しを行います。この「変動金利」はいわゆる政策金利に応じて利率を変動させることが多いため、政策金利が上がると住宅ローンの利率が上がり、政策金利が下がると住宅ローンの利率が下がるというように連動しています。
金利上昇をケアするための簡単な方法として「固定金利を採用する」というものがあります。固定金利はその名の通り契約期間において金利が変動しないものであり、政策金利が上がっても下がっても常に同じ利率が適用されることになります。ただし、固定金利は長期的に金利が上がったとしても金融機関側が大きく損をしないようリスクケアをされている利率設定になっているため、政策金利に比べると高くなってしまうことが多いです。短期的なメリットを取るか・中長期的なリスクケアをするかで判断する必要があります。
ローンの金利は借入時の契約によって定められていますので、経済情勢の変化で大きく事情が変わってしまった場合、借り換えをすることで返済負担を抑えられる可能性があります。金融機関はその時々に応じた住宅ローンを提供していますので、中長期的に見た返済総額を考えながら適宜借り換えを行うことで経済的メリットが大きくなるかもしれません。ただし、繰り上げ返済ができない契約の場合違約金が発生するリスクもあるので注意が必要です。
利率の変動は先を読むことが難しいため、よく検討して固定金利か変動金利かを選ぶようにしましょう。また、中間にあたる「当初固定金利」のような利率設定も可能です。固定期間を定めてその間は金利が変動しないように設定するなど、将来のリスクを抑える方法はいくつかありますので、じっくりと検討することをおすすめします。
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